アメジスト(Amethyst)
結晶系 三方晶系
化学組織 二酸化珪素
硬度 7
比重 2.65
屈折率 1.54-1.55
複屈折量 0.009
光沢 ガラス状
産地 ブラジル、ボリビア、メキシコ、アフリカ、カナダ、ロシア、アメリカ、ヨーロッパ各地
特徴:
微量の鉄とアルミニウムの混合物が自然、または、人工的な放射線照射を受けたために薄紫から濃い紫色をしている。
歴史:紀元前2万5千年前のヨーロッパで使用されていたという事が分かっているほど、人類との関係が非常に古い石。
古代エジプト:首飾りなどの宝飾、魔除けの石として加工、使用。
古代ギリシャ:王家の石と見なされ、王冠や笏に使用。
キリスト教:司祭の指輪の石として使用。
ユダヤ教:イスラエルの大司祭の胸当ての九番目の石で、イスラエルの部族の名前が刻まれた十の石のひとつであったと言われている。
名前の由来:ギリシャ語の「酔っていない」という意味の語に由来。
ギリシャ神話の中にアメジストの誕生に付いてのお話がある。
<酒神バッカス>
侮辱されて憤慨していた酒神バッカスは、次に最初に彼に出会った人を彼の虎に食べさせるようにと命じました。
不幸にもその最初の人になったのは、ディアナ神の神殿へ礼拝に向かう途中であったアメジストという少女でした。
虎が飛びかかったそのとき、ディアナ神は、その少女を輝く透明なクリスタルに変化させました。このことを深く反省したバッカスは、奉げものとして彼の葡萄のジュースをその石に注ぎかけ、そうしてその石は美しい紫色になったということです。
ギリシャの人々は、その後、アメジストには、酔いを防ぎ、怒りを鎮め、イライラした激情を和らげると信じていました。
エネルギー的な特徴
微細な波動のフィールド<スピリチュアルな浄化の「紫色の炎」のエネルギー>を持ち、守護、保護、クリアにするエネルギーを持っている。また、物質的な環境の強化には、理想的な石。あらゆる人に、それぞれの恩恵をもたらす。
それ以外には、瞑想の道具としての側面がある。
瞑想に入りやすくなり、高次のマインドを活性化する助けとなる。
また、感情に基づく決断を排除することに役立つエネルギーがあり、より高次の導きとスピリチュアルな理解に基づいて行動することを可能にする。
アメジストと共に瞑想すると、オーラの周りに光の場を形成し、高次の次元やスピリットからの指示や直感による情報にオープンでいながら、クリアで集中した状態を保つのを助ける共鳴場を作り出すことが可能。
アメジストは、浄化が必要な石のひとつであり、その高波動を維持するためには、薫香や流水等で波動を洗い清めるとよい。日光による浄化は、色が退色するので避ける。満月の夜に行う月光による浄化もよい。
Gem Veiw-nistのコメント
エネルギー的には、個体によってそれぞれの特徴はあるものの、全体を通して、無条件の愛と慈愛、守護、保護、そして、直感によるコミュニケーション力をサポートする力がある。
アメジストの多くは、クラスターの形状をしており、大きなポイントまで成長するものは少ない。結晶の中には、成長過程で、アメジストとして成長している途中、環境の変化により、クリアクオーツとなったファントムアメジストや、バイライトなど他の鉱物のインクルージョンがみられるものもある。
個人のコレクションであるが、5kgを越えるアメジストポイントは、エネルギー的に内的成長を導く非常に素晴しい教師である。こころのなかにある自分の真実に付いて、まっすぐにそして、愛に満ち溢れた状態でメッセージをくれる。その答えには、真実であるが故のこころからの納得と感嘆、そして、安心感がある。私に悩み事や質問があれば、この特大のアメジストポイントにたずねて答えをもらうことも多い。
もし、大きなポイントに出会うことがあれば、非常に貴重な経験なので、ぜひ瞑想やコミュニケーションをとってみることをお勧めする。
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